Nico's phrase that sounds like "ディビディエンドッ" is actually a shout when she performs a hold technique, and the accurate phrase is "Divide and conquer!" This phrase represents breaking the opponent's power and weakening them to seize victory. Nico has an intellectual and calm fighting style, and aims for victory by analyzing her opponent's techniques and utilizing her own skills. A hold technique is a move to intercept the opponent's attack and gain an advantage by disrupting their posture. By shout

Wednesday, April 21, 2021

またまた書類選考落ち

採用であれば本日連絡が来るだろう派遣1件は、13:50現在連絡なし。おそらく脈なしと思い彼女は早々に諦めた。

そもそもこれまでの方針を転換し、派遣での就業はしなことに決めたから。

断る手間が省けてよい。不採用の結果は癪だけど。

もう一件。こちらは結構期待していた正社員の口。書類選考段階でお断りの結果がメールで届いた。これにはさすがの彼女も傷つき深いため息をつく。

事前に知識のある会社の募集で、これまでの経験が活かせそうだし、難しそうな仕事内容でもない。

何よりも彼女の自宅から至近距離なのがよかった。バスでも電車でも通勤可能で、多分片道30分くらいか?街の中心部と逆方向の終点が最寄り駅。この仕事なら満員電車に乗らなくてもよいとかなり期待しての応募だったのだが・・・・。

まだ応募中の案件はあるが先の見通しは明るくないなと彼女は思った。

とはいえ、最悪でもこの仕事と決めているものもあるので、焦りは禁物。

とにかくまだまだ時間はある。じっくりと過去の自分と向き合い、納得できる適職を見つけて、自分にあった職場で働きたいと彼女は願う。


追記:もう一件、正社員の応募先から書類選考落ちの連絡あり。仕方がないので、もう一件類似の職種に追加応募した。

考え方にっては面接で落ちるよりは、書類選考で落ちたほうがダメージは少ない。

しかし面接落ちでも面接の練習にはなるのになー。

何のために働くのか理由は人により様々だが、彼女が働く理由はファイナンスの手段だ。どんなにやりがいのある仕事でも無報酬では生きていけない。労働はボランティアではないのだから。従って最低限の報酬は確保しなくてはならない。

幸いなことに彼女には、そこそこの貯えがあるので、無職生活でも生きていける。もし貯えがなかったら、どんなに劣悪な条件でも四の五の言えないので働かざるを得ないところなので、不幸中の幸いだ。

とはいえ、まだまだゴールまでの道のりは長い。

「転職面接」を読みながら面接対策中

https://www.amazon.co.jp/dp/B01MXI2NTQ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_DP42VFH41PXY7YS3APA1 

一回通読しただけでは、単なる読書で終わってしまうので、彼女はメモを取りながら再読中である。また面接時に回答する内容も具体的に想像しながら、作成することで、それなりに面接の準備になるのではないかと期待をしている。


企業が採用に値すると感じる人とは

人となり

一緒に仕事をするうえで信頼できる人であること

前向きで、意識が高く主体的に仕事をする人であること

周囲にプラスとなる存在であること

社風に合う人

企業の視点に立ってアビールすること

この会社で何を求められているのかを探る

そもそも、自分は今回の転職で何を達成させたいのか

3年後、あるいは5年後、自分はどのような業界で、どのような職種で、どのような働き方をしていたいのか

準備その1 面接への不安緊張を取り除く

準備その2 将来のビジョンを改めてまとめる。

準備その3 応募企業のニーズを調べる

準備その4 自分のアピールポイントを明確にする(応募企業のニーズに合致する部分9

準備その5 企業のニーズに合わせて、見た目を整える

どれくらい企業のニーズにこたえてくれそうな人か、利益に貢献してくれそうな人か

応募者の人間性

応募者にとって面接は情報収集の場、チェックの場

企業が欲しいのは前向きな人

面接に通貨するのは前向きな姿勢の人

いま抱えている不満をすべて紙に書きだす、正直な気持ちをすべて書き出す

3年後、5年後のビジョンをまとめる

この転職で自分は何を達成させたいのかの再確認

3年後、〇〇〇の業界で、〇〇〇のような形で、〇〇〇のような仕事をしていたい。そのためには〇〇〇のような力をつけておく必要がある。

これから面接を受ける企業を選んだ理由は、自分のビジョン達成のために役立つと考えたから

課題:

テクニカルサポートのお仕事を志望する理由

ITサポート応募企業を選んだ理由は、ITの知識とテクニカルサポートのスキルを身につけられること、自身の強味である責任感を活かしユーザーのトラブルを責任を持って解決することで貴社の取組に貢献できるからです。

生命保険会社

生命保険を選んだ理由は、これまでの生命保険のサポートと二次対応の経験を活用することで、組織のニーズに応えられることと、サポートのお仕事は自身の強味である責任感発揮できるからです。

カスタマーサポートを選んだ理由は、これまでの二次対応の経験と関連部門との調整を行っいお客様の問題を解決してきた経験を活かしすことが出来ること、また最後までやり遂げる自身の責任感の強さを発揮できる業務だからです。

今回の転職を後悔しないものにするため、面接官のニーズに応えるため

どのような仕事をしてきたのか

それは企業のニーズにあっているのか

将来はどのように考えているのか

面接でアピールするべきなのは企業のニーズにマッチした部分

自分の名にをアピールしてゆくべきかは、求人情報を中心に、応募企業のあらゆる情報を要見込んでいくことで見えてくる

応募企業の求人

情報を隅から隅までチェックすること

この企業はどんな人を求めているのかという視点で読み込む

【共通】主体的に仕事の改善できる人⇒経験があればアピール

【共通】コミュニケーション力

どのような質のコミュニケーション力が求められるのか?

過去の経験、仕事のやりかたにだわらない柔軟な人

新しいものを柔軟に受け入れられる人

挑戦できる人

新しい環境に自ら馴染もうとする人

課題:複数のセンターへの異動を経験しており、異なる職務や環境に短期間で適応することが出来ます。また派遣先の独自の企業文化を理解し、意識をして業務を行うことが出来ます。

キャリアの棚卸をする

①経歴を振り返る、②実績、成果を振り返る、③専門知識、資格、スキル

どのようにこの業務に取り組んできたか、どのような工夫をしてきたか

課題:どのような小さな約束や期限であっても必ず守るのが私のこだわりです。そのためには後回しにせずすぐにやること。他に優先度の高いタスクがあれば、優先順位をつけること。またスケジュールやタスクを可視化し進捗管理をするようにしました。

伝えるのではなく伝わることを常に意識しておりました。具体的には平易な表現を用いること。相手の様子を見ながら伝えること、依頼は複数の手段(直接、メール)を用いて確実に相手に情報が伝わるようにすることです。特に口頭で合意した内容は、改めて文章化しエビデンスを残すようにしました。

第三者からのお褒めの言葉

お客様から:とても詳しく教えてもらえてよく理解できました。ありがとう

上司から:とてもよい対応をしている、とても落ち着いた印象

同僚から:いつもたくさん件数をこなしているよね、とても頼れる存在

積滞の解消のため、後処理時間を短縮する工夫を行いました。例えば履歴は簡潔に入力すること、よくある質問はテンプレートを作成し活用することで入力の工数を削減しました。状況により履歴を一時保存し、積滞の解消を優先することもりました。

二次対応では対応時間が1時間が超えることも少なくありませんでした。しかしどのようなタイプのお客様でもお客様を尊重すること、このためにお客様に寄り添いながら、企業の見解を粘り強く伝え、ご理解いただけるよう努めました。ご納得いただけずに終話することも多くありましたが、中にはご理解をいただき過分なほどのお褒めの言葉をいただくことも少なくありませんでした。この業務では自身の強味である責任感を活かし企業の代表としてお客様と接っすることを心掛けました。この経験は異なるお仕事においても発揮できる自負があります。


この転職で何を達成させたいか、じっくり考える

面接で必ず聞かれること

  1. 退職理由 会社都合
  2. 志望動機 安定性、長期勤務、年齢制限なし、スキルアップ、経験を活かす
  3. 3年後、5年後のビジョン 強みを活かし、スキルの高いスペシャリストを目指す
  4. 自己PR コールセンター経験、責任感の強さ
何を達成したいのか?

就業環境:非正規雇用からの脱却、長期、安定的に勤務すること

目的:ITスキルを身に付ける。カスタマーサポート、テクニカルサポートのスペシャリストとして活躍すること。その中で手順や資料等日々の改善努め、生産性を向上させること。

面接でアピールしたい3つのこと

  1. 責任感 納期と約束を守る、最後まで責任を持って対応する
  2. 適応性 複数の現場を経験し人間関係の構築、企業風土の理解
  3. 安定性 長期間の勤務、シフトの順守、高い生産性

Tuesday, April 20, 2021

バイトルのスカウトメールに応募したら派遣業務だった。

 本日午後のWEB面談終了。アルバイト募集のバイトルからのスカウトメールを見て応募した件だ。彼女は当然アルバイト採用だと思っていたら、派遣業務だった。

なんだかわかりずらいなと彼女は思った。

WEB面談冒頭に彼女の勘違いが判明した。面談時間30~40分。残り時間はほぼ消化試合だ。ついつい彼女はイライラを感じ、投げやりな態度になりかけた。

しかし、

これも試練と考え、態度には出さないよう最後まで良い印象を与えるように努力した。どのような場面でもネガティブな感情を態度に現わすのはとてもまずい。

採用可否がどうあれ、せっかく連絡をくれた担当者を不快な気持ちにさせることはあってはならない。彼女は、そう自分にいいきかせてなんとか頑張った。

担当者によると、この仕事は応募は可能だが、倍率が高いとのこと。他にも求人があるとのことで、他の仕事のオファーも受けたが、彼女が想定している基準を遥かに下回る待遇なのでやんわりとお断りした。

そんな仕事するもんか!と内心思いつつも顔には出さず、当初の業務の結果を待ちたいと正直に伝えた。

担当者も特段、嫌な顔もせずに快諾。結果はどうあれ今週中に電話またはメールで連絡をもられるとのことだった。

とはいえ、

仮に採用といわれた場合、派遣業務の3年間の縛りはどうにもきつい。たったの3年後にお役御免になる仕事に本気で取り組めるだろうか?就業期間のカウントダウンにメンタルがズタズタになるのは想像に難くない。

やはり今は踏ん張りどころ。どんなに険しい道であっても、正々堂々と正社員を目指そう。ハードルは高いが、そのほうがあらゆる意味で精神衛生によいと彼女は思った。

これまで適当に仕事を選んできた彼女が、まだまだ本気ではないものの正社員での採用を希望するようになったのは、過去の自分と向き合いながら、わずかながらでも前進している証拠だと思う。

とはいえ、ついつい無職状態に耐えられず派遣業務に応募してしまうのは彼女の悪い癖だ。

けれどWEB面談の練習にはなるし、無職中の孤独さを紛らわせる効果はあると彼女は思った。

それにしても「退社後何か仕事はしているか」と問われ、「いいえ、無職です」と答えるのは辛い。無職の対義語って有職なのだろうか?と彼女は考える。

早く有職になりたいな。彼女の願いが成就するのは果たして何時になるのだろうか?


追記:4月22日メールで不採用の連絡が来たのを見て、この求人に応募していたことを彼女は思い出した。

以前、採否に関わらず連絡くらいは欲しいと書いたはずだが、不採用の連絡なら、やっぱりいらないかなと彼女は考え直した。嫌な気分になると彼女はお腹にモヤモヤを感じる。

よくよく考えたら、スカウトメールが来たら応募したのに不採用というのも、なんとも複雑な気分だ。なんだか無責任な対応の気がする。

ちなみにこの求人、交通費支給なしの時給1550円の派遣業務だ。考え方にもよるが、結構、労働者にとって酷な内容だと思う。

採用されても逆に困るので、不採用でよかったと彼女は思うことに決めた。

YOUTUBE動画紹介「有隣堂しかしらない世界」

 


ちょっと前に初めて知ってから、彼女が超はまっているYoutubeチャンネルがある。

そのチャンネルとは、

「有隣堂しかしらない世界」。

2021年4月20日現在のチャンネル登録者数は、4.16万人と少ない。

一か月ほどまえにこの動画を見たといにはまだ、3万人台だったので、それなりに伸びてはいる。

WEB面談終了

 午前中のWEB面談は約40分程度で終了した。

質問は職務経歴書にそって行われ、社内での異動理由や、職歴上の退職理由などを細かく質問された。

職務内容は某財団法人と、いかにもいかめしい名称だが、保険に関する窓口でメンバー5人の小さなチームとのこと。年齢層も彼女の年齢に近い人たちが集合しているようなので、気後れせずに仕事ができそうな環境のようだ。

簡単な仕事ではないだろうが、なんとかこなせそうというのが彼女の印象だ。

面談担当者も眼鏡をかけたラフな服装の、柔和な印象の女性だったので、比較的話はしやすかった。

ただ派遣の仕事はあくまでも派遣期間が3年の定めがある。

最後の派遣期間を念押しされたときに、彼女は現実を嚙み締めた。

どんなに頑張っても3年たてばさよならで、その後の保証が何もなにのが派遣のお仕事だ。若ければ、改めて別の仕事に応募すればよいだけなのだが、さらに3歳年齢を重ねるのは、派遣のお仕事にとって、有利になることは何もない。

面談の結果は今週中で、採用/不採用に関係なく連絡するとのこと。仮の話だが、この仕事に採用されたとして、本当に就業してよいのかどうか、非常に微妙だ。この条件は昨日応募したお仕事でも同様ではある。

思いあぐねた彼女は、登録しているバイトのお仕事からスカウトメールが来ていることに気づいた。時給はやや低いが家から近い簡単そうなお仕事だ。早速応募したところ面談の連絡が来た。

本日午後より追加のWEB面談だ。

交通費が自己負担なのが気になるが、自転車通勤も可能な範囲だ。同じ非正規でも派遣と違って雇用期間は自動更新されるので、余程の問題がなければ継続して働ける可能性が高い。

手軽に応募できるのがメリットの派遣業務だが、将来性がないのが最大の問題点だ。彼女は今、人生の岐路に立たされている。

今日の予定

 今日の彼女のスケジュールだ。

午前中にWEB面談1件のみ、

以上。

この仕事は金曜日に申し込みをし、月曜日に連絡来た内容だ。詳細を確認せず闇雲に応募しているので仕事内容を事前にチェックしたところ、スーパーバイザーの派遣のお仕事である。

取扱商品は保険商品で、二次対応他いろいろな管理業務になると思う。

できればスーパーバイザーは避けようと思っていたけれど、募集の内容がなんだかほんわりとした感じで思わず応募してしまったらしい。なんといっても年齢層が高めというのが一番彼女のハートにヒットしたからだ。年齢制限の壁は想像以上に厚い。

ここの保険契約はしばらく前に、詐欺的な契約を取っていたことで社会問題化したことがあることを思い出した。少し心配だが、紹介が決まってから心配をすればいいことだ

彼女は保険が好きなわけでもなんでもないが、募集が多いので必然的に応募する件数も多くなる。


さて、昨日応募した派遣紹介1件について。早速、朝一で不採用の連絡が来た。理由は応募が多くすでに充足しているからとのこと。まー、そんなものかと彼女は思う。実は先日、別会社に応募し不採用になった案件と全く同じ仕事で、派遣会社が異なる仕事だから。

年齢の壁もあるだろうし、充足しているという説明も全くの嘘ではないのかも。どちらにしても期待はしていなかったので、これはノーカウントにしよう。


今現在、彼女が持っている案件は昨日面談を受けた派遣業務1件、これは今週中が期限、本日面談予定の派遣1件、書類選考中と思われる正社員案件一件のみとなった。

正社員については即選考外の連絡がないだけマシだと思う。できればこの会社の仕事がしたいが、期待するのはやめておこうと思う。


就職中は無職生活は楽そうだなと思っていたが、社会に参加もせずに孤独に家に籠っているのは精神衛生に悪い。これ以上ないほどネガティブになる。朝起きるのが辛い。心臓にも常時モヤモヤを感じてしょうがない。


登録している転職エージェント経由で、これならやってもいいかなと思えるお仕事を二件ピックアップしさらに応募をしてみた。結果はどうなるかわからないが、可能性はありそうだ。

1件は家から40分程度と至近距離なのがよい。もう1件は通勤に1時間10分かかるが、これまでの経験に鑑みて、余裕で対応できそうな内容なのが魅力だ。


早くも前職の現場から退去してから112日、手続き上の退職日から79日、資格試験の受験が終了してから13日が経過している。

ひとまず4月8日が本格的な転職活動開始日と考えて、彼女は気持ちをリセットすることにした。

もうすぐゴールデンウィーク。なんとか5月中に結果が出るといいな。

Monday, April 19, 2021

派遣登録会と面談一社

 彼女は今日、事前のスケジュールに従い、派遣業務の登録会兼面談を受けてきた。

時間に余裕を持って自宅を出たのだが、派遣会社の場所がわかりづらく、散々道に迷ってしまったため、時間のギリギリ4分前になんとか到着した。今回の仕事は前職で経験した保険の業務と類似した内容のため、抵抗感が低い。

待遇はかなり妥協しててでも、なんとか採用されたいと彼女は強く思った。普段は着ないスーツも来ていたのと、暖かい陽気のせいで、小走りに走った彼女は派遣会社のロビーに到着したときには若干汗をかいてしまった。

時間から数分過ぎて面接の担当者が現れた。男性だったら嫌だなと彼女は思っていたところ、事前に予想していたより気さくな感じのする小柄な女性だ。年齢は30代前半くらい?マスクごしに見せる穏やかそうな表情を見せる彼女は話やすい雰囲気を醸し出している。彼女は面接担当者に好感を持った。

簡単な挨拶を済ませ面接ルームに案内された。事前にWeb上で必要な情報はすべて入力しているはずなのだが、改めて書類を4枚も記入させられたのと、タイピングテストを受けさせられたのには閉口した。

タイピングテストってタッチタイピングが出来るかどうかを見たいだけなので、彼女の経験からいうと、ほとんど採用可否に影響することはないと思っている。

一通りの手続が済んでようやく本題に突入した。

「源さんがお仕事をする上で一番重要と感じていることは何ですか?」

いきなり本題だ。事前に想定できる質問ではあるが、いざ訊かれると何を回答するか迷う。そもそも派遣の仕事にそんな質問する必要がるのかなと彼女は感じている。

1秒ほど試案したが、彼女は意を決して答えた。「はい、一番重要視しているのは達成感です。一人一人のお客様の問題をその場その場で解決することに達成感や明確な目的意識を重視しています」

面接官は肯きながら彼女の話を熱心に聞いているように見えた。本心はわからないが悪い反応ではないなと彼女は感じた。達成感を重要視しているのは彼女自身の本音ともかなり一致しているので言葉に自然と熱がこもる。

回答としては悪くないが、もう少し具体的なエピソードも交えたほうがよかったなと若干の反省。

次回はこのように答えようかな?

「仕事で重要視しているのは達成感です。即答できない相談の場合など、資料を調べたり周囲に相談し適切な回答を用意する必要があります。あらゆる手段を用いてお客様の課題を最後まで責任を持って対応した後には強い達成感を感じます。このためコンタクトセンターのお仕事が大好きです」

うん、次回はこれでいこうと彼女はちょっと得意な気分になった。

その後、以前の職歴や辞職した理由など定番の質問に、当たり障りのない回答をしながら時間は経過した。

特に彼女が強調したのは、今回応募している職種が経験済みの職種であることだ。かなり一生懸命に伝えたので説得力がある。女性担当者にもそれはかなり伝わった感触がある。

いけるかな?と彼女は思ったが、次の言葉で現実に引き戻された。

「採用の場合のみご連絡します。最短で水曜日、最長で金曜日までの回答となります。・・・」

あー、またかと彼女は思う。どの会社でも使う定型文なので他意がないのは承知している。承知はしているのだが、来るのか来ないのかわからない連絡を待ち続けるの苦痛だ。非常に精神衛生に悪い。いつでも応答できるように常に肌身離さず携帯を持ち歩いた挙句、電話が鳴らなかったときの虚しさは筆舌に尽くしがたい。

不採用の結果に文句はいわないので、せめてメールで知らせてくれればいいのにと思う。

さりとて愚痴をいっても始まらないので彼女は「わかりました」と健気に答える。折角、いい感じで面談が終わりそうなのに、ここで不快感を態度に現わしたら全てがぶち壊しだ。

面接を終えて面接ルームを出るが、女性担当者はエレベータルームまで見送りをしてくれる丁寧さに却って困惑した。エレベータの扉が閉まるまでずーっと頭を下げているのだから、非常に居心地が悪い。ようやく扉が閉まって、面談が終了し気持ちが解放された。

「家に帰るまでが遠足だ」とは使い古されたフレーズだが、面接も同様なのだなと彼女は思った。

明日は10時からWEB面談の予約が一件ある。何をきかれるかはわからないが、なるべく前向きな印象を与えられる回答をしなければと彼女は気を引き締めた。

ペイペイ銀行だと?!

 彼女が利用している銀行にジャパンネット銀行というのがある。

田中貴金属工業という会社で、彼女は金の積み立てをしているのだが、金の積立金の支払い用に作った口座だ。

しばらく前に、積立金の引き落とし先を別の銀行口座に変更したため、ほぼ利用していない口座だ。

マネーフォワードというアカウントアグリゲーションサービスがある。銀行やクレジットカード会社の口座を一元管理できる便利なアプリだ。彼女はこのサービスを使って家計簿を毎日つかているので、残金は定期的にチェック出来るようになっている。

今朝、何気なくアプリの画面を見たらなんと「ペイペイ銀行」という見たこともない銀行名が表示されている。

なんだこのふざけた銀行名は!

そう思いながら目を凝らしてよく見ると、残高がジャパンネット銀行と同じじゃないか?

さっそく、ペイペイ銀行とかいうふざけた名前をネットで検索すると、元ジャパンネット銀行であることがわかった。

改名するのは銀行の勝手だが、ペイペイなんて馬鹿げた名前は許せないなと彼女は軽く怒りを覚えた。

ほとんど休眠口座だし、この際だから解約してしまおうか、と彼女は真剣に考えている。

正社員応募の結果が出た

 彼女が最も就業をしているある正社員募集の求人がある。応募のために、約一週間をかけ念入りに念入りに履歴書と職務経歴書の精査を重ね、先週、金曜日に意を決した彼女はWebの応募ページから応募をした。


ただし大きな期待はしていなかった。何故なら募集記事に書かれている活躍している年代と彼女の年齢には大きなギャップがあるからだ。


でも、と彼女は考えた。


応募するだけただだし、もしかしたらワンちゃんあるかも・・・・。


金曜日の応募なので当然、土日に動きはない。若干の余裕は彼女にとっても大きな安心感を生むんだ。

月曜日になり、若干の緊張を覚えながらメールをチェックするが返事はない。

書類選考があるから返事には日数がかかるのかな?と彼女は思っていた。

午前中、他の仕事へ申し込みをしながら時が過ぎた。

午後2時過ぎ、何気なくメールをチェックすると、その会社から返信が来ていることに気づいた!

とはいえ、大きな期待はしていない。

彼女は比較的、リラックスした面持ちでメールを開いた。

そこにあったのは、こんな文面だった。

お送りいただきました応募情報をもとに、社内で慎重に検討いたしましたが、

誠に残念ながら今回は貴意に添いかねる結果となりました。

彼女は大きなため息をついた。高い確率で想定していた回答だが、即答レベルでお断りの内容で、どう見てもテンプレのコピペだ。

無理を承知でいえば、どうせ年齢で弾いたのだから、正直にそう書いて欲しいと彼女は思った。慎重に検討するも何もないだろう。

やはり現実は厳しい。

しかしほっとした気持ちも彼女は感じている。やはり面接のプレッシャーは大きいし、職務経歴書に大きな記載ミスをしたことも、そもそも関係がなくなったからだ。


なんだか意中の異性に告白し、速攻で断られたときの気分と似ているなと彼女はなんとなく思った。

なんとか気分を切り替えて、また別の仕事に応募しようと彼女は今日も気持ちを切り替える。

Sunday, April 18, 2021

職歴を振り返る その5

 新しい現場は、前の現場の会社の親会社だ。よく言えば栄転といえなくもない。通勤も以前の現場より近くなった。どんな現場なのかも知っていた。しかも知り合いも多い現場だった。個人的にその現場に行きたい理由もあった。彼女の好きな人がその現場にいたからだ。

ただし、いいことばかりではなかった。

その現場は派遣契約だった。派遣の仕事は請負の仕事と異なり、派遣先社員の指示で動くので、スーパーバイザーとしてパフォーマンスを発揮しづらい環境だった。

しかも社内ではスーパーバイザーの役割だが、現場ではコミュニケータだった。以前にも経験しているが役割と評価にギャップがまた出てしまったことになる。

彼女はスーパーバイザーに拘りがなかったので、黙々とコミュニケータとして働いた。ずるすると年数を重ねた。あるとき会社側から降格を命じられた。スーパーバイザーとしての業績がないのだから当然だ。彼女はこのとき決意が固まっていたので、降格を受け入れた。わざわざ他の現場にいってスーパーバイザーを務める気力がなかった。当然、待遇も悪くなったが、我慢した。一応名目上は降格してもリーダーの立場を維持した。

このままの状態がずーっと続くと彼女は思っていたが、ある日突然、それは終わりを告げた。

株主を名乗る人物の応対が問題視され、彼女の進退が問われる状況が発生したためだ。その当時(今もいるかもしれない)のセンターのクライアント責任者と彼女は過去にある対応を巡って、衝突した経緯がある。彼女は過去のことなので問題視していなかったが甘かった。クライアント責任者はよくある老害で、能力はないがプライドだけは高く、そのことをずーっと根に持っていた。株主対応は彼女を追い詰める絶好の機会を老害に与えてしまった。

会社側より進退を問われた彼女は、いい加減嫌気がさしていたので、潔く退去を受け入れた。ただ退職するのは不都合と考え、社内での異動を希望した。

これまでも異動に困ったことがなかったので、彼女は割と気軽に考えていた。

しかし事態はこれまでと異なる様相を見せていた。

スーパーバイザーとしての異動と異なり、単なるコミュニケータの異動に会社は全く異なる対応を見せたからだ。

現場を退去してから数週間余り、異動先が見つからなかった。状況を問合せをしないと担当者からはまともに連絡が来なかった。思い余った彼女は上司の頭を飛び越えて、会社の人事に苦情を申し立てた。

ようやく事態が動き出し、それなりに条件のよい業務に異動先が決まった。

彼女は新たな現場では気を引き締めて働こうと決めた。

新しい異動先は、未経験の業種で知識を身に付けることがかなり難しかった。研修期間の1か月間、彼女なりに頑張ったが、これまでとは勝手が異なり彼女も苦戦した。

どうにか辞めずに受電デビューを果たした。とは言え他の同僚も同様にデビューしているので、彼女が優秀だったわけではない。

異動先での彼女の役割はコミュニケータなので、管理者に指示される立場だった。彼女はそれを受け入れていたが、一つ問題があった。

それは管理者の一人と相性が悪かったことだ。彼女は立場をわきまえ、その管理者と良好な関係を構築するよう努力したが、苦手なものは苦手である。

接する機会が少なければ、耐えられるのだが、少人数のチームではそういうわけにもいかない。

彼女が避けようとしても、その管理者と関わらないわけにはいかなかった。

そんなある日、彼女は問題を起こしてしまった。

その現場で1年半が経過したころ、業務に慣れた彼女は対応のムラを隠すことが出来なくなり、クライアントから指摘を受けてしまった。

運が悪いことに管理者側の判断で、彼女が最も忌み嫌うその管理者が彼女のモニタリングをするはめになってしまった。組織としては妥当な判断かもしれない。

しかし彼女にとっては最悪の展開だったことは間違いない。どんなに彼女が従順に支持に従っても、その管理者との折り合いの悪さは問題を悪化させずにはいられない。

結果として彼女はその現場にいられなくなった。何故なら前回の現場でと同じ轍を繰り返さないためだ。彼女は自分から退去を申し出ることは絶対にしなかった。判断は会社側が行うよう意思表示をした。結果、会社都合で退職する顛末となった。


彼女自身に責任があるのはいうまでもない。しかしこれ以上ないくらいの逆境で、ストレスを貯めながら毎日嫌な仕事をすることほど不幸なことはないと彼女は思う。

もっと謙虚であったなら状況が変わっていたと彼女は思う。謙虚さが足りないのは彼女自身も自覚があるからだ。

だが今更どんなに悔やんでも過去を変えられる訳ではない。今出来ることは、原因を分析し、経験を将来に活かすことしかない。痛い思いをしてこそ改善できることもある。そう信じて前に進むしかないと彼女は考えている。


職歴を振り返る その4

 異動先はこれまでのカスタマーサポートとは違い、内勤の仕事だった。カスタマーサポートの要素もあるにはあったが、ほぼ内勤のデスクワーク。しかもやることがないという無残なありさまだ。なんのために、この仕事をするのか彼女は悩みに悩んだ。

1日8時間ただ、机に座っていることが多い。いわゆる窓際社員だ。アウトソーシングの社員を何もさせることがない仕事って今考えても不思議だと彼女は思う。

何度も辞めようと思ったと彼女は回想する。何もすることもなく8時間も会社にいることが、どれだけ苦痛か、経験してみないとわからないと彼女は言う。

だがいい面もあった。なんとその現場は彼女の自宅から歩いていける場所にあったのだ。この現場に在籍時、3.11が起きた。現場の事業者がこれでもかというくらい大きく揺れた。書庫のファイルがすべて床に滑り落ちた。机が大きく床からずれた。彼女は心から恐怖を感じた。

揺れがある程度おさまったころ、彼女は自宅に様子を見に帰った。歩いて通える現場だったのが幸いだった。当日、帰宅難民者が大勢出たが、彼女には無関係だった。長い人勢の中でもかなりラッキーな出来事だといってよいと今でも彼女は思っている。


だがしかし、

現場が自宅より遠く離れた場所に異動することになってしまった。当然彼女もそこに異動した。何度か短期間の業務を命じられ、別の場所に出張し業務を行ったこともあり、一日中何もすることがない状態から解放されるようにはなった。派遣社員を雇ったりもして、いろいろな仕事をこなした。

しかし終わりの日がやってきた。組織の体制変更により彼女は不要と判断されてしまった。この判断は今でも納得いかないところがあるが、彼女はその現場に愛着は感じておらず、異動先もタイミングよく紹介されたため、さっさとその現場を辞めることに同意した。