第17話でも後輩をフォローする安原絵麻に、さりげなく含蓄に富むアドバイスを送っています。
『人に教えるということは、自分にも教えるということだからね。言葉にして伝えることで、改めてわかることもあるし、自分がちゃんと理解してないと、教えられないからね』
ブログ主も、にわかかな知識を人に語ることで自分の知識に出来ることを経験から実感しています。
知識などの記憶を確かなものにするためには、インプットだけではなくアウトプットが大事です。
人に教えるという行為は、当然、自分が理解していなければ出来ることではありません。人に教える=アウトプットすることで記憶が強化されます。
このことについて「だれでも天才になれる 脳の仕組みと科学的勉強法」(池谷裕二著 ライオン社刊)から引用します。
3 覚えたいことを人に説明してみる。 (P54~P55)
経験記憶を簡単に作る方法があります。それは覚えたい情報を、友達や家族に説明してみることです。
(中略)
もちろん、説明することの利点はそれだけではありません。自分がしっかり理解していなければ、人に説明することは出来ません。人に説明してみることで、自分が本当に「理解」しているのかどうかを確認できるのです。
杉江さんが語る情報は、このように科学的根拠に基づいています。
ちなみに記憶には経験記憶と知識記憶の二通りがあります。自分の過去の記憶が絡んだ記憶のことを経験記憶といい、なにかきっかけがないと思い出せない記憶を知識記憶といいます。
経験記憶は知識記憶と違い忘れにくいというメリットがあります。
杉江さんが言う通り憶えた知識を人に教えることで、その情報は経験記憶として保存されます。少しでも興味のあることについて情報を得たら、知ったかぶりでもよいので知人や友人に語ってみましょう。
また同様にブログを書くことも、自分の知識の棚卸になるのではないかと思います。
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