Nico's phrase that sounds like "ディビディエンドッ" is actually a shout when she performs a hold technique, and the accurate phrase is "Divide and conquer!" This phrase represents breaking the opponent's power and weakening them to seize victory. Nico has an intellectual and calm fighting style, and aims for victory by analyzing her opponent's techniques and utilizing her own skills. A hold technique is a move to intercept the opponent's attack and gain an advantage by disrupting their posture. By shout

Saturday, February 28, 2015

【SHIROBAKO】アニメ屋さんが各エピソードを解説してくれる便利なまとめブログのご紹介

円に謝罪する平岡

今回はTVアニメ『SHIROBAKO』で描かれるアニメの制作現場がとてもよくわかるまとめブログをご紹介します。

現在、第20話「かんばりマスタング!」まで放送されたばかりの『SHIROBAKO』。普段なら複数あるエピソードの中からネタを拾って語るところですが、平岡のエピソードがあまりにも酷いため、全体として何とも後味の悪い回になっています。


これまでも平岡の仕事に対するネガティブさは描かれており、あまりのリアルなネガティブな描写に作品を楽しむ気持ちに水を差されることがしばしばありましたが、第20話ではこれまで以上のボリュームのネガティブさに、なんとも救いようがない気持ちになってしまいました。

もちろん興味のあるネタが拾えなくはないのですが、面白くないことは極力書きたくないため、今回は思い切って視点を変えて『SHIROBAKO』を楽しむための周辺情報について紹介してみようと思います。

今回ご紹介するのは2chのスレッド【アニメ屋だけど『SHIROBAKO』n話を説明するわ】です。放送にあわせる形で2月28日現在、第20話までスレッドが投下されています。ブログ主は普段2chを見ることはありませんが、調べものをしていたら偶然まとめブログでこの情報を知りました。


http://nyankobiyori.com/



どのような内容かといいますと、各話数で描かれるドラマに関する部分以外、つまり実作業に関する各種の描写について、自称「アニメ屋」さんのスレ主が大変丁寧に解説をしているものです。自称と書いたのはスレ主の素性が謎なたまですが、とても詳しくアニメ制作現場の背景を説明している内容から、実際のアニメの制作に何等かの形で携わっている人物とみて間違いないと思います。

『SHIROBAKO』はアニメ業界の専門的な内容を描くことがテーマではなく、あくまでも「働く女の子」を描くことがテーマの作品ですので、専門的な知識のない一般の視聴者がアニメ作品として楽しめるように作られています。ですが描写されている情報について多少なりとも専門的な知識を持っていれば、より深く作品を楽しむことが出来ます。

このことについては公式サイトにも専門知識をフォローするための情報が掲載されています。




それでは、まとめ記事に書かれている【アニメ屋だけど『SHIROBAKO』n話を説明するわ】について簡単にご紹介して行きます。

最新の第20話で演出の円が夢を語るシーンで、机の上に青い紙と鉛筆、けしゴムなどが描かれています。普通であれば特に疑問を抱かずに見逃してしまうちょっとしたカットですが、用紙が青いのには理由があるのです。【アニメ屋だけど『SHIROBAKO』20話を説明するわ】では次のように解説されていますので一部引用します。

演出円が夢を語る際に写る薄青色の紙


演出円が夢を語る際に写る薄青色の紙【修正用紙】。今までもSHIROBAKOで描かれてきたように、【演出】や【作監】がカットをチェックし、それに指示入れをする際は、別紙に指示を書いて上乗せして行く

この際、元の作画用紙と区別が付くよう、チェッカーの【修正用紙】は、色がついている事が多い。また、パラパラめくってカットを確認する際に修正用紙で止まらないよう、少しタテに短い紙を使う会社もある

更に、チェッカーごとにも、区別が付くよう色を変えるいままでのSHIROBAKOでは確か【作監】が黄色、そして今回【演出】は薄青、まだ出ていなかったかと思うが、【監督】は恐らく更に別の色を使う

なので、チェック工程が増えるほど色紙の種類が増え、カラフルになっていく。【演出助手】【演出】【キャラ作監】【メカ作監】【エフェクト作監】【銃監修】【総作監】【助監督】【監督】…
例えばこうなるとカットは色紙だらけになっていく。余談ながら先の修正用紙の色違いについて、どの工程が何色を使うのか、というのは業界で統一されているわけではないので、制作が色と工程の表を作って、作品内の統一を図る外注する際など、場合によっては誰が何色かを伝えないと事故ることがある。 
例えば、【作監】が黄色、【総作監】が青色、それを知らない人にカットが回ったとき、もしかすると、【総作監】と【作監】を逆に勘違いし、【作監】の修正を優先して拾う、かもしれない、など 
演出円さんのデスクトップ


『SHIROAKO』を制作しているP.A.WORKSといえば作品世界を描く上でどの背景の描写も、とてもきめ細かくクオリティが高いことで定評があります。同様に『SHIROBAKO」に描かれている街の風景や社内の様子、デスク周りや絵コンテ等の資料や小物にいたるまで、とてもリアルに描写されており作品にリアリティを与えています。

解説を読むと制作会社によって使用する用紙の色はことなること、『SHIROBAKO』の中では、担当ごとに修正用紙の色を使分けており、薄青用紙は演出担当が他の工程と区別するために使用する色であることが理解できます。

このように『SHIROBAKO』には何気ないカットであってもアニメの制作過程におけるとても多くの情報量を含んでいます。知らなくても困りませんが描かれている状況や背景、さらにどの小物も実際の作業を前提とした考証がなされており、一つ一つに意味があることがわかります。

他にも第20話では、平岡と円が大喧嘩をする場面もあるのですが、喧嘩の是非はともかく、実際の制作現場で荒事が起きることはあるのかという疑問への回答や、喧嘩の中で語られている台詞からどのような状況が推測できるのかなどの背景に踏み込んだ解説もされており、とても興味深いものがあります。

また、まとめブログには第20話までの各リンクが掲載されていますので転載しておきます。

2chは有象無象による煽りや荒らし等の無意味な書き込みもあり、情報ソースとしての取り扱いには慎重になる必要がありますし、スレッドが伸びれば伸びるほど読みこなすが大変になります。しかしこのスレッドに関して云えば専門知識のある方が、詳しく解説をしているので信頼がおけますし、まとめブログで端的に抜粋されているため大変読みやすくなっています。

第二クールも残り僅かな話数となってきた『SIHROBAKO』。作品を視聴した後にこのまとめブログを読むことで、『SHIROBAKO』の世界観をより堪能することが期待できると思いますので、情報源の1つとして読んでみては如何でしょうか?

まとめブログ記事リンク


アニメ屋だけど1話放送された『SHIROBAKO』について説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』2話を説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第3話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第4話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第5話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第6話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第7話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第8話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第9話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第10話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第11話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第12話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第13話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第14話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第15話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第16話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第17話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第18話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第19話説明するわ

アニメ屋だけど『SHIROBAKO』第20話説明するわ

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