Nico's phrase that sounds like "ディビディエンドッ" is actually a shout when she performs a hold technique, and the accurate phrase is "Divide and conquer!" This phrase represents breaking the opponent's power and weakening them to seize victory. Nico has an intellectual and calm fighting style, and aims for victory by analyzing her opponent's techniques and utilizing her own skills. A hold technique is a move to intercept the opponent's attack and gain an advantage by disrupting their posture. By shout

Friday, February 6, 2015

【SHIROBAKO】平岡は犬なのか狼なのか豚なのか?


登場当初よりきわめて影の薄く空気なキャラクターの平岡。経験者とはいえ協調性がなく毒しか吐かない様子はトラブルメーカーにしか見えません。

もし気の強い矢野さんが復帰をしたら、ただでは済まないことになりそうです。

初登場時から何かをやらかす気配を醸し出しておりハラハラしていましたが、その後全くの空気。オープニングにも一瞬映る程度で驚くほど存在感がありませんでした。



しかしSHIROBAKOの製作者がわざわざ無意味なキャラを描くはずがありません。第17話から主人公の指示に従わないエピソードが描かれ、徐々にアップを始めたようです。

この展開で行くと嫌な展開しか予想がしませんが、そこはハッピーエンドで終わるフィクションなので安心して見ることが出来ますし、極めて有能な制作担当である主人公がどのように、この困難を乗り越えて成長するのかが見どころの一つではあると思います。

さてリアルな会社という組織にとって平岡という存在はどのような捉え方が出来るか考えてみます。

組織で働く上では、個人の自由はある程度制限されますし、組織にはヒエラルキーがあります。上司と部下の役割があれば最低限、部下は上長へ従うことが求められます。ただしこれは理不尽な命令に盲目的に従わなくてはならないという意味ではありません。

会社や上司が立場を利用して強引なことをすればパワーハラスメントになります。指示や命令には合理性が求められますが、エピソードに描かれている宮森の対応はとても理にかなっています。

喩えていえば組織という集団に属する個人は飼い犬であり、決して狼ではありません。

平岡は自分のことを狼だと誤解をしているように見えます。しかし本当に狼であれば5年も同業種の仕事をしていて組織に属し、新米デスクの配下になるでしょうか?

採用をしたのは渡辺プロデューサーだと思われますが、平岡にデスクを任せていないことからその程度の評価だということがわかります。

同様に「えくそだすっ」編で、他社に転職をした落合達也の例を想い出してください。

このことから平岡は狼ではないことがわかります。狼でも飼い犬でもなければ、それはただの豚です(´・ω・`)。

今後のエピソードで平岡は飼い犬の自覚に目覚めるのでしょうか?それともただの噛ませ犬として、決して何者にもなれないままフェイドアウトして行くのでしょうか?

SHIROBAKOはとても楽しいアニメですが、平岡を見ているとこんなリアルな想像をしてしまいました。

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