本日午後のWEB面談終了。アルバイト募集のバイトルからのスカウトメールを見て応募した件だ。彼女は当然アルバイト採用だと思っていたら、派遣業務だった。
なんだかわかりずらいなと彼女は思った。
WEB面談冒頭に彼女の勘違いが判明した。面談時間30~40分。残り時間はほぼ消化試合だ。ついつい彼女はイライラを感じ、投げやりな態度になりかけた。
しかし、
これも試練と考え、態度には出さないよう最後まで良い印象を与えるように努力した。どのような場面でもネガティブな感情を態度に現わすのはとてもまずい。
採用可否がどうあれ、せっかく連絡をくれた担当者を不快な気持ちにさせることはあってはならない。彼女は、そう自分にいいきかせてなんとか頑張った。
担当者によると、この仕事は応募は可能だが、倍率が高いとのこと。他にも求人があるとのことで、他の仕事のオファーも受けたが、彼女が想定している基準を遥かに下回る待遇なのでやんわりとお断りした。
そんな仕事するもんか!と内心思いつつも顔には出さず、当初の業務の結果を待ちたいと正直に伝えた。
担当者も特段、嫌な顔もせずに快諾。結果はどうあれ今週中に電話またはメールで連絡をもられるとのことだった。
とはいえ、
仮に採用といわれた場合、派遣業務の3年間の縛りはどうにもきつい。たったの3年後にお役御免になる仕事に本気で取り組めるだろうか?就業期間のカウントダウンにメンタルがズタズタになるのは想像に難くない。
やはり今は踏ん張りどころ。どんなに険しい道であっても、正々堂々と正社員を目指そう。ハードルは高いが、そのほうがあらゆる意味で精神衛生によいと彼女は思った。
これまで適当に仕事を選んできた彼女が、まだまだ本気ではないものの正社員での採用を希望するようになったのは、過去の自分と向き合いながら、わずかながらでも前進している証拠だと思う。
とはいえ、ついつい無職状態に耐えられず派遣業務に応募してしまうのは彼女の悪い癖だ。
けれどWEB面談の練習にはなるし、無職中の孤独さを紛らわせる効果はあると彼女は思った。
それにしても「退社後何か仕事はしているか」と問われ、「いいえ、無職です」と答えるのは辛い。無職の対義語って有職なのだろうか?と彼女は考える。
早く有職になりたいな。彼女の願いが成就するのは果たして何時になるのだろうか?
追記:4月22日メールで不採用の連絡が来たのを見て、この求人に応募していたことを彼女は思い出した。
以前、採否に関わらず連絡くらいは欲しいと書いたはずだが、不採用の連絡なら、やっぱりいらないかなと彼女は考え直した。嫌な気分になると彼女はお腹にモヤモヤを感じる。
よくよく考えたら、スカウトメールが来たら応募したのに不採用というのも、なんとも複雑な気分だ。なんだか無責任な対応の気がする。
ちなみにこの求人、交通費支給なしの時給1550円の派遣業務だ。考え方にもよるが、結構、労働者にとって酷な内容だと思う。
採用されても逆に困るので、不採用でよかったと彼女は思うことに決めた。
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