にゃんぱすー。
今回はどのオンラインゲームにも備わっているキャラクタークリエイト機能の比較です。「真・女神転生IMAGIN」、「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」、「ファイナルファンタジーⅩⅣ 新生エオルゼア」のそれぞれのキャラクタークリエイト機能の特長を比較してみます。
真・女神転生IMAGINE
真・女神転生IMAGINEは2007年(平成19年)4月4日より正式サービス開始と比較対象よりも早期にサービスインしているためシステムやグラフィック面で見劣りするのは避けられない。
パーツは限られたテンプレートを順番に選んでキャラクターメイキングするだけでとてもシンプル。名前以外に特にこだわる要素はそれほど見当たらない。
選択する項目は衣服・アクセサリなどの装備品を含めて13項目から構成されている。オートのおまかせ機能により、お勧めのカスタマイズですぐにゲームを始めることも可能。反面オリジナリティを出す要素は少ないため、ゲーム内は同じようなルックスのキャラクターが多い。
ゲーム中、名前・性別・モデル・フェイスは変更不可。それ以外はショップなどで変更可能。ただし、瞳の色は初期選択12種の中では6種しか販売されていない。
キャラクターのグラフィックは、やや古臭い印象。
ファンタシースターオンライン2
おそらく全てのオンラインゲームと比較しても高機能なキャラクタークリエイトがウリ、豊富なクリエイト機能は国産のオンラインゲームでは間違いなくトップクラスだと思う。
大きな特長はモーフィング機能と非常に豊富なパーツ。顔はもちろん体系もモーフィング機能で調整できるため、非常にユニークなキャラクターを作り出すことが可能。またゲーム内に登場するNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と同じ外見のキャラクターを作り出すことも出来る。
性別によらず非常に幅広い年齢のキャラクターや個性的なキャラクターを作り出せるのはPSO2だけかもしれない。
またヘアスタイルを始め人気声優が演じるキャラクターボイスなどの新規アイテムが常に発売され続けている(有料)。
反面、機能が豊富すぎることと、思い通りのキャラクターを作成するためにはコツが必要なため、新規プレイヤーがゲームを始める前の作業としては非常に大きな負担になってしまう面もある。
注意したいのはキャラクタークリエイト画面の背景や照明が固定のため、完成後いざゲーム画面でキャラクターを見るとかなり違った印象を受けてしまうこと。ただし完成後も全ての項目で修正が可能。しかしながら一部のパーツを除き外見を左右する重要なパーツの修正は課金アイテムのエステ券が必要なのが痛い。
豊富な機能の一方で、光源による見え方を考慮できない出たとこ勝負のキャラクターメイキングの修正に課金を要求するのは、商売とはいえ配慮が欲しいところだ。この点は新生エオルゼアのシステムを見習ってほしい。
ただしキャンペーン等で無料のエステ券が配布されることもあるため、無課金で修正できるチャンスはある。
キャラクターのグラフィックは、リアルとデフォルメの中間あたり。他のゲームに比較し女子キャラを作るプレイヤーが多く、キャラクター愛に溢れる変態紳士が多いのもPSO2の特長。
ファイナルファンタジー ⅩⅣ 新生エオルゼア
ベースの機能は真・女神転生IMAGINEと同様。一言で云ってしまうと可もなく不可もなくという普通のレベル。編集できる項目ごとに複数のパーツが用意されているが、PSO2と比較すると決まったデザインのキャラクターしかメイキングできない印象。また一度完成したキャラクターの基本的な情報はゲーム開始後の変更は不能なようだ。
※外見はあるクエストをクリアすることで変更することが可能。
※「幻想薬」というアイテムで種族や性別まで変更が可能とのこと
長所はメイキング画面上で背景を変えることが出来ること。編集画面と完成後の印象が乖離することがないよう工夫をしている点はPSO2よりも優れている。
作成したキャラクターデータはPSO2同様にデータの保存が可能。
とはいえ最高峰といってよいPSO2と比較すること自体が無謀。新規プレイヤーにとって非常に優しく、必要最小限の手順で一定以上のクオリティのキャラクターをお手軽に作成し、素早くゲームを開始することが出来ることは利点というべきである。
キャラクターのグラフィックはリアル寄りで、端正な表情のキャラクターが苦もなく作れてしまうがある意味で画一的だ。PSO2のように個性的なキャラを作る自由度は低いとも云える。
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