退職理由はWANTを中心に組み立てる
- 私は今後こういう仕事をしていきたいと考えているから退社を決めた。
- 私はこれまでの経験をこういう分野に生かしていきたいと考えているから転職を考えた
前向きな理由で答える。
彼女の場合
会社都合(終了!)
しかし、
彼女の責任も大きい。実は彼女は前職で対応トラブルを引き起こしてしまい、それがきっかけで退社に追い込まれたといのが正直なところだ。
正直、ハラスメントじゃないかと彼女は感じていたのも事実だ。
彼女に原因があることは、自身でも認識はしているのだが、周囲の圧力や外的要因もあり不幸な事故であったともいえる。一言でいうと業務とのミスマッチといえるのかも。
なので外部要因と彼女自身の責任は分けて考えたほうがよいだろう。
しかし、面接時にトラブルが原因で退社に追い込まれたとは言えない。これを前向きに表現するのは中々難しい。
なので、会社都合という事実を最大の軸にして退社理由を作成しよう。
①カスタマーサポートの仕事にはとても面白く、非常にやりがいを感じていたのですが、請負業務の契約が終了。社内の業務に応募はしたのですが、待遇面での条件が合わず。やむなく会社都合での退社となりました。
多少の創作がはいっているが、これが最もベターな説明だと彼女は思う。これまで派遣業務の面談でも、この説明をしてきた。
正直に書くとどうなるだろうか?
①誤案内から対応苦情へと発展。クライアントから指摘をされ、期限を区切り対応改善の指導を受けるが、ハラスメントとも受け取れかねない過度な圧力と偏向した視点から改善努力を認められず。自身としても限界を感じ話し合いをした結果、現場を退去。1か月以内に異動先が決まらなければ退社することで合意した結果。
うーん、これはまずい。正直すぎて開いた口がふさがらない。前向きに改めるどころの話ではない。これで転職できたら奇跡だ。
②生産性の高さと対応品質の高さに強い自負がありました。しかし会社の評価に乖離がありました。上長と複数回、待遇改善について面談をしましたが、合意に至らず。社内で異動先を検討しましたが、転職することにしました。
不満がが理由になっているので前向きには程遠い。
③細部に渡り指摘を受けることが多い業務特性は、お客様満足度を高めることより、指摘を受けないための対応に配慮せざるを得ず、自身の強味であるお客様の心情に寄り添う対応を十分に発揮できる環境を求め、上長と面談しましたが、条件にあつ異動先が見つからず、転職を決意しました。
多少かたちになってきたけど、まだまだ。
④カスタマーサポートの仕事にはやりがいを感じていたのですが、直近は定型スクリプト中心の事務的な業務内容に物足りなさを感じていました。よりお客様の幅広い課題を解決することができるサポート業務を行いたいと考え、上長と相談。社内異動を模索しましたが、希望条件にあう異動先が見当たらず。これまでのお客様の課題を把握し、解決するため周囲と連携しながら解決に導くスキルを活用できる分野があれば経験に拘らずにチャレンジしてみようとの思いから転職を決意しました。
なんか形になってきた。だいぶいい感じ?
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