相変わらず職務経歴書が未完成である。
これまで二回作成した。しかし書類選考を通るには全く足りていない。
これが正直な彼女の自己評価。
これまでWebや書籍から情報収集し、苦心に苦心を重ね彼女なりのレイアウトで、最善と思われる経歴書を作成したつもりだ。
しかし、まるで中身がない。
彼女のキャリアはそれなりに長いし色々と経験もしている。
これは誰からも感心されるので、彼女の強みだろう。
しかし経歴書に全ての経歴は書けない。この点、豊富なキャリアは却って邪魔なのだ。
これはキャリアが豊富な年代の転職者に共通する課題のはずだ。
あれもこれもと、豊富なキャリアを盛り込むことに意味などない。ないのだ。
何故なら、読みづらいから。
要は伝わらないのだ。伝わらないなら意味がない。
読みづらいものを人はわざわざ読まない。彼女だって読まない。
たくさんの応募書類があって、年齢のハンティがあって、何書いてるかわからない。
こんなの書類選考で落ちて当然だ。
これまで何社も正社員の求人に応募してみたが、これまでのところ書類選考を通った応募は一つもない。
当初、年齢の問題だと思い込んでいた。それはほぼ間違いないが、応募書類の工夫も必要だろう。
今読んでいる「厳しい書類選考を確実に突破するための本30代40代の転職」には、100社以上応募し、に2社しか面接に呼ばれなかった転職者のエピソードが紹介されていた。
決して、他人事ではない。
今まで彼女は正社員だけで何社応募しただろうか、これまでを振り返ってみよう。
応募は全てネットの転職エージェント経由だ。応募履歴が残るので便利である。
- リクナビNEXT:4社
- doda:4社
合計8社で、全て書類選考落ちだ。
なお派遣の不採用はもっともっとあるのだが、応募歴を確認するのも面倒なので今回は除外しておこう。
8社も応募したともいえるし、8社しか応募してないともいえる。
そもそも興味本位、冷やかし半分で応募した求人も少なくないし
改めて書類選考を通過する経歴書の作成に取り組んでみようか。
もう一度彼女が建てた公式を思い出し見る。
can X want =needs である。
ちなみにcan X want の部分は出来ることと、やりたいことの掛け合わせという意味だ。
異なる要素をかけることで相乗効果が生まれる。いわゆるシナジー効果というやつだ。
このシナジー効果。考えてみると沢山の事例がある。
例えば、彼女が熱狂的にはまっている推しアニメの「ゾンビランドサガR」。
このアニメはゾンビとアイドルという既存にない異種の組み合わせに加え、佐賀県という要素まで取り入れてシナジーを実現している。
それぞれ個別の要素だけを見れば既存の情報だ。しかし異なる要素を組み合わせると新しい価値が生まれるわけだ。いわゆる産業財産権の実用新案みたいなものと考えて欲しい。
彼女が、経歴書でアビールしたいのはcan × wantのシナジーだ。
採用側が知りたいのはneedsとマッチするかどうかなのだ。
なので経歴書に書くのはキャリア(事実)の羅列であってはならない。
企業のニーズにマッチする彼女のシナジーを書かなくてはならない。
この視点で今までに作成した経歴書を眺めてみると、全くいけてない。
表組みを使って、長々とキャリアを書き連ねているだけなのだ。読みやづらいし、伝わらない。
ページ数にも課題がある。
なんとかギリギリ2枚に納めているが、理想を言えばA4用紙1枚が理想だろう。そのほうが見映えもよいと思う。読み手の負担が少なくなる。
これまで、派遣のWeb面談やキャリアカウンセリング、職場見学会を通じて実践ベースの面接を経験してきた経験は大きい。彼女にもそれなりのイメージが湧いてきた。
自身のできること、やりたいことをもっとストレートに語ろう。ニーズにマッチしていることをアピールしよう。
ということで、これまでの棚卸や面談をもとにアピールできるエピソードを書き出してみた。
キャリアの長さ
- 与えられた役割と責任を果たすために毎日業務に邁進した結果の積重ね(ポジティブな面)
- 複数業務経験による異なる職場環境への順応度、専門知識の取得の早さ
- ヴィジョンの欠如、現状維持バイアス(ネガティブな面)
資格
- ITパスポート試験、証券外務員一種。
- 学習能力の高さ
- 知的好奇心の高さ
パソコンスキル
- オフィス全般に通暁(エクセル、ワード、パワーポイント、アクセス)
- エクセルはMOSスペシャリスト取得、他もMOS取得
- エクセルはVLOOKUP、IF関数等業務に必要な関数、データ集計のためピポットテーブルやグラフを作成できる
- アクセスは短期業務立上時、自作で履歴入力ツールを作成
- ワードは社外用のビジネス文章作成まで対応
資料作成スキル
- 業務資料、月次報告書作成
- 業務フローは、プロセスを流れ図で表現。視覚を重視した資料作り
- カタログや取扱説明書とのブレをなくすため正規表現を用いる
研修、要員管理
- 新人コミュニケータ研修時、座学の工数削減、モニタリングとOJTに重点を置くことで研修工数の削減、業務の習熟度の向上による早期リタイアの低減化を図り、コストの削減を行った。
- 面接から研修まで一貫した対応によるコミュニケーション強化
- ヒアリングの頻度を高め、問題の早期解決を図った
- ミニマムスキルを設定し、求められる人材像を可視化した
- クライアントと共同で既存コミュニケータの業務研修実施
- オーディオメーカー在籍時、家電アドバイザー資格取得の推進
- 定期面談、日常の声かけによる退職者の早期把握
- 節度あるコミュニケーション、、過度に仲良くならないよう適度な距離感
- 普段から相談しやすい雰囲気を意識
- 依頼や約束は優先順位を上げる、またはその場で実施する
納期厳守
- 納品物の納期、業務の期限の厳守する、スケジュールの進捗管理
- 無遅刻無欠勤
プロセスの可視化
- 業務フローや就業規則は明文化し、関係者と共有する
- 決定事項や確認事項は関係者と共有しエビデンスを残す
二次対応
- 相手の感情によりそう。また同時に、何故、相手が怒っているのかその理由を探るべく、顧客の話に耳を傾け、状況の把握に努める。
- わからないことは質問し情報を引き出す
- 関係部門に伝えるときは、事実と印象を明確に区別。印象はニュアンスを伝え共有する
- 依頼先へ伝えるときにも配慮をする。また事実確認も行い、相談しながら対応方針を調整しクロージングへ導く
- 大手自動車メーカーの現車確認時の上流工程を担当。関係部門全てと情報を共有、顧客と公的機関を含む関係者全てと日程調整し、下流の工程へトスをする
- 二次対応は臨機応変に対応、組織としての対応のため必要に応じ上長へトスすることもあり
強み
- 責任感のある対応と行動、反面、自分が出来ることを当然と考え、他人にも求めてしまうのが弱み。相手の事情や背景を考慮しるよう努力している。
新規センター立上経験
- 通信機能搭載のカーナビ新製品のカスタマーサポート窓口、リコール対応窓口などのスポット業務の立上歴豊富。
- 研修用資料の作成、研修スケジュールの作成、新人コミュニケータ研修実施と幅広く対応
- 業務手順書作成
- クライアント折衝
- 立上までのスケジュールとスコープ管理
情報保護、応対品質向上
- リスクコントロール
- PDCAサイクル実施し応対品質向上、リスクマネジメント低減のための施策を実施、
【マネジメントのポジション】案件管理・オペレーター教育(電話応対品質チェック)、運営に関する各業務
- 具体的な仕事内容
当初は代行運営しております<プレゼントキャンペーン>を担当するチームをお任せします。
キャンペーンに応募いただいた方々の個人情報管理や問い合わせ対応に加え、チームメンバーの育成・マネジメントなど幅広くご担当いただきます。各種キャンペーンもしくはコールセンター業務等を徐々にお任せしていきます。
【具体的な仕事内容】
<日常業務>
◆入力業務
ハガキやSNSなどからご応募いただいた方々の応募情報を集計・入力します。
抽選により当選者を決定し、キャンペーンの運営元であるメーカーさまに引き継ぎます。
◆応募者からの問い合わせ対応
電話・メール・SNSを通じて応募者の方からのお問い合わせがあった場合の対応をお願いします。
電話での問い合わせの場合は基本的にオペレーターが担当しますが、オペレーターでは回答できなかった場合や責任ある立場の人からの回答を求められた場合は、あなたの出番です。
<マネジメント業務>
◆オペレーターの管理・育成
応募者の方々に満足いただくために、オペレーターを育成するのもあなたの役割です。
マニュアル作成及び運用に沿ってロールプレイングを行い、オペレーターの継続的なスキルアップをサポートをお願いいたします。
◆新規事業
各種ライセンスに関する付随する業務や新規事業立ち上げに関する業務等をお任せします。
【将来的には新規事業の仕組み作りからお任せ】
3年以内を目途にして新規事業を立ち上げる予定です。
今回の採用で入社される方には、事務局での経験を活かして新規事業立ち上げメンバーとして活躍いただきたいと思っています。
オペレーターの教育やマニュアルの作成に始まり、幅広く事業部の仕組み作りをお任せします。
新しいビジネスが生まれる現場で経験を積む、またとないチャンスです!
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